プロフィール
PROFILE
上遠野文音
かとうのあやね
東京藝術大学大学院卒業。宮城会教師。森の会会員。一般社団法人「伝統芸能国際化協会」所属、和楽器演奏集団「互-tagai-」メンバー。過去に、東京都公認ヘブンアーティスト、鶴見区民文化センターサルビア・アーティスト、手軽三味線シャミコアンバサダーをつとめる。
父、上遠野衞(琴古流尺八奏者)と母、西谷しのぶ(生田流箏曲宮城会大師範)のもと、2歳より生田流箏曲を学ぶ。
東京藝術大学大学院を卒業後は、生田流箏曲を森千恵子(生田流箏曲宮城会大師範、元・東京藝術大学非常勤講師)に師事。
経歴
1997年 | 第32回宮城会箏曲コンクール 児童の部 一位受賞(のちの宮城道雄記念コンクール) |
2003年 | 宮城道雄記念コンクール 一般の部 歴代最年少、14歳で一位を受賞 このことで、大和市教育委員会より功労表彰を受ける(中学生の受賞は初、最年少) |
2006年 | フランス大使館などの後援による「日仏芸術文化協会派遣・日仏こども音楽隊フラ ンスコンサート」においてのソリストを務める |
2014年 | 皇居内桃華楽堂にて催される皇后陛下主催「音楽大学卒業生による演奏会」におい て、東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業生代表として、御前演奏の栄誉を賜る |
2016年 | 東京藝術大学大学院 音楽研究科 生田流箏曲専攻 修士課程を卒業 一般社団法人「伝統芸能国際化協会」の事務局に就任。和楽器演奏集団「互-tagai-」の1st アルバム制作、および結成記念コンサートの統括を行なう |
2017年 | 個人での活動を本格的に開始。 森鴎外に縁を持つ温泉宿「水月ホテル鴎外荘」レストランにて、週末コンサートを担当 。「八芳園」壺中庵、「アマン東京」等で演奏。パフォーマンス団体「NYOTAIMORI TOKYO」のPVに参加。アニソンカバーユニット「邦楽線画絵巻」に参加。個人・企業が 開催するイベント・宴席でアトラクションとして演奏やワークショップを行うなど、幅広 いニーズに応える。 |
2019年 | 楽譜制作、CDの自主製作を行う。古典的な奏法、調絃を意識した編曲が「あくまでも箏らしい」と評価を得る |
2020年 | 手軽三味線「SHAMIKO」のアンバサダーを務める |
箏曲普及家としての活動
高校生の頃には学校で友人に箏を手ほどきし、年度末に教室で発表会を行うなど、かねてより箏曲指導や普及に関心を持つ。
2008年 | 私立聖ヨゼフ学園中等部の音楽の授業および箏曲教室において、技術指導補佐を担当 |
2013年 | 邦楽器愛好者による演奏会「邦遊~for you」を主催。以降、2014年、2015年と連続開催 |
2015年 | 成田空港において、外国人観光客向け箏曲体験企画を担当。英語での初心者向けワークショップ、及び、デモンストレーション演奏を行う |
2016年 | 日本音楽の教育と研究をつなぐ会」において学生代表として講義を行う |
2018年 | 上遠野文音箏曲教室を主宰 伊藤園とのコラボレーション企画「茶ヌーボー」をきっかけに、上野近郊の古民家でワークショップを開始。日本人・外国人問わず、通りすがりの観光客に声かけを行い、2018年4月~12月間の全20回日程で200人を超える来場があった。2019年夏以降、「TABICA」からのWeb予約制を採用し、継続開催。参加者から高い評価を得る。 同校小等部アフタースクールおよび中等・高等部箏曲教室の講師に就任 横浜市主催のアウトリーチ企画において、市内2カ所の小学校で、3日間の特別授業講師を務める。 ブライダル向け箏曲講座の要望を受け、指導、プロデュースを行う。結婚披露宴で行われた新婦・新婦親友による演奏は大変な好評。 初心者むけミニコンサート&ワークショップ企画を開催 ♪2018年10月「あやねさんじゅっさいのおたんじょう会」(2回公演) ♪2019年1月「あっとほーむこんさーと」 ♪2019年「日本の四季を楽しむ会」春・夏 |
2019年 | 11月、初の教室単独発表会を開催。会場の古民家が超満員となる。 |
2020年 | 社会人向け箏サークルを主宰 箏曲教室においてオンラインレッスン開始 ワークショップ会場を赤羽稽古場へ移す |
2021年 | 初心者むけの着物ワークショップを定期開催 |
「一億人でさくらさくらが弾ける日本」をテーマに、日本文化と箏を楽しむための企画を開催。伝統楽器としての箏の在り方を重んじる一方で、現代で生活する日本人にも受け入れやすいよう、アプローチに工夫をこらす。演奏指導では、15歳~19歳まで箏を離れた自身の経験から、初心者ならではの「わからない」を深く紐解く。軽快なトークと大胆なレクチャーは、体験者から「箏を身近に感じる」と高い評価を受けると同時に「私にも弾けた」という喜びの声も多く届く。
その他
マイクでの原稿読みに定評があり、たびたび司会、アナウンスの指名依頼が舞い込む。 また今後、趣味である社交ダンスやコスプレと、箏による様々なコラボレーションが企画される。
参加作品
NYOTAIMORI TOKYO -Tea ceremony in SHUHALLY-
性とアートが融合した、全く新しい「女体盛り」パフォーマンスを提供する「NYOTAIMORI TOKYO」とのコラボ企画プロモーションPV。